ロシア軍によるウクライナ侵攻の即時停止・停戦を求める(3/10)
投稿日時 2022-03-10 13:14:31 | カテゴリ: 北海道連合会
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日本ユーラシア協会北海道連合会(会長・理事長)は、3月10日、以下の要請書(日本語・ロシア語)を在札幌ロシア連邦総領事館に提出しました。 --------------- 2022年3月10日
在札幌ロシア連邦総領事館 総領事 マーリン・セルゲイ 様
日本ユーラシア協会北海道連合会 会 長 小坂 直人 理事長 浅妻 裕
ロシア軍によるウクライナ侵攻の即時停止・停戦を求める(要請)
このたびのロシア軍によるウクライナ侵攻の結果、ロシア・ウクライナ間で戦争状態となり、軍人のみならず、多くの民間人の尊い命が失われている。また、多数の市民が故郷を追われ、苦難を強いられていることは、ウクライナ・ロシア双方に親しい友人をもつ私たちにとって耐えがたい状況である。 主権国家に対し、武力の行使による現状変更を試みることは、国際平和への重大な脅威であり、断固として認められない。また、人道的立場からも、さらに事態が深刻化することは絶対に避けねばならない。 これらの理由から、ロシアによるウクライナへの侵攻を一刻も早く中止し、停戦に向けた両国間の協議を加速させることをロシア政府に要請する。 当連合会・支部は、長年にわたり、ロシアと、文化・芸術・スポーツなどの相互交流を続けており、道民・市民とロシア国民との間の友好的な関係構築に、少なからず貢献してきた。北海道連合会の「全道ロシア語弁論大会」、札幌支部の「ロシア語詩のつどい」といった行事に、貴領事館の全面的な協力があったことも極めて重要であった。しかしながら、この戦争状態が続いている中で、両国市民の相互交流に困難が発生することが現実化してきており、相手国に対する国民・市民感情に深刻な影響を及ぼすことが懸念される。このような事態を避けるためにも、ロシア政府の賢明な判断を求める。
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